明大推薦状況2019・明大中野八王子校編 その1

塾長「今年もまたこの時期がやって来ました」

梅太郎先生「高校3年生の明大推薦の知らせですね」

兜先生「毎年のことですが,ドキドキします」

塾長「明大中野校はまだだけれども,明大中野八王子校は学校から連絡がありました」

梅太郎先生「今年の明大中野八王子校はボーダーが高いと聞きましたが」

塾長「そう,一学期の段階では6点台後半,二学期になっても換算点が6.8ないと推薦が貰えないという話が出ていたようです」

梅太郎先生「6.8は高い。ここ10年ほどの中でも最も高いですね。確か5年前に一度,文系のボーダーが6.8になりました」

兜先生「例年なら大丈夫だったのに,6.7台でもダメだったと泣いた生徒が居ましたね」

塾長「そうだった。今でも覚えてます。けれどもその後も何度か途中では高いボーダーが噂されたけど,結局は6.5あれば推薦が貰えたということがほとんどでした」

梅太郎先生「噂に流されずに,しっかりとした状況判断が必要ですね」

兜先生「でもそれって,一度しか経験しない生徒にはちょっと酷ですね」

塾長「確かに。9月の段階でこのままでは推薦が貰えないとなると不安になるよね。自分の成績が上がっても,他の生徒の成績も上がれば難しくなる」

梅太郎先生「個人での状況判断が難しい。それが内部推薦で明大を目指す難しさなんでしょうね」

塾長「安定した成績を残していれば不安は減るだろうけれども,それでもどの学部に行きたいかという要因を含めると,どんなにいい成績を残しても不安は感じるはず」

兜先生「成績がよくても学部のことまで考えると,不安が残るんですね」

塾長「かつて,3年生での成績が9点を超える生徒が居たけれども,何が起こるか分からないからと最後まで気を抜かずに頑張った生徒がいました」

梅太郎先生「高い位置を取ると,下がるのが恐いという心理がはたらくのでしょう」

兜先生「それで結果的に今年はどうなったんですか」

塾長「そうですね。では今年の塾生の結果を発表します」

つづく