狭間先生「今日の授業は『はやぶさプロジェクト』に関する文章です」
ななみ「やったー!大好きな宇宙の話ね」
上田「俺たち理系にとっては苦手な英語の中で救われる題材だ」
スギタ「俺は文系だけど,どの題材でも救われたことがないぜ」
狭間先生「じゃあ,まずは本文を読んでみましょう。The Hayabusa Project was very ambitious. JAXA set very difficult goals for the mission. ここまで,はるかちゃん訳してみて」
はるか「はい。はやぶさプロジェクトはとても野心的でした。 JAXAは任務のために非常に難しい目標を設定しました」
狭間先生「うん,いいわね。ambitiousは野心的なという意味より,ここでは意欲的な方がいいかも。きちんとした計画だから」
ななみ「JAXA行ったことある。明八の生徒は横浜線沿線が多いから身近よね」
上田「それにしてもすごい計画だよな」
二階堂「本文にはイオンエンジンについてこんなことも書いてある。An ion engines uses electric fields. Its power is so small that it can only lift a one-yen coin. イオンエンジンは電場を利用する。その力は1円玉を持ち上げることしかできないほど小さい。と」
はるか「ええ!そんな小さな力で何の役に立つの?」
二階堂「宇宙空間は重力も空気抵抗もないからわずかな力で動くことができるとそのあとに説明してある」
スギタ「そんなもの宇宙飛行士に操縦させればいいじゃん」
ななみ「もうー,スギタは。宇宙飛行士が乗ってるわけないじゃん」
スギタ「えええ-!そうなんだ😲。じゃあ誰が操縦してるんだ?」
狭間先生「じゃあ,スギタ君。ここを訳してみて。Developimg an autonomous navigation system was another goal.」
スギタ「ひぃー😂無理でーす。知らない単語だらけだ~😭」
狭間先生「最初の文章は『自立型ナビゲーションシステムよ』」
スギタ「ええ!じゃあ,自立型ナビゲーションシステムは別のゴー---------ルです,だ」
上田「サッカーの中継か?」
狭間先生「そうね。自立したはやぶさはその後ミッションを成功させるのよ」
二階堂「けれども最後のミッションが大変だったんですよね」
ななみ「どういうこと」
上田「俺知ってる。地球に戻るとき通信網が故障したんだ」
二階堂「そう,そして地球に帰還出来なくなる事態が出たんだ」
ななみ「そんなぁ。ずっと頑張ってきたのに」
はるか「何とかならないの?」
狭間先生「そこからが感動の物語よ。IN June 2010,Hayabusa,badly damgeded,was fainally approaching the EARTH..二階堂君,お願いね」
二階堂「2010年6月,大きなダメージを受けた はやぶさがついに地球に接近しました。はやぶさは土の標本を入れたカプセルを無事に放出しました。そして間もなく流れ星のように燃え尽きます」
上田「お前,その先まで訳したな」
ななみ「えええ~😭」
スギタ「お前,何泣いてるんや?」
ななみ「スギタの鈍感💢はやぶさが燃え尽きちゃうんだよ」
スギタ「えええええー,宇宙飛行士はどうなっちゃうんだ💦」
上田「お前何聞いてんだよ💨無人なんだよはやぶさは」
狭間先生「そして管制塔のプロジェクトマネージャーの川口さんは,はやぶさに最後の指令をこう出したのよ。“Take a photo of the EARTH” 地球の写真を撮れ」
上田「そうか,それがこの写真なんだ」
ななみ&スギタ「😭😭😭」
はるか「すごいね,頑張ったね。はやぶさ」
狭間先生「川口さんはこう締めくくっているわ。We'd like to be leaders in the new age. Setting high goals means facing great difficult. 新しい時代のリーダーになりたい。 高い目標を設定するということは,大きな困難に立ち向かうということです。さらにこう続くのよ。はやぶさの地球の写真を見ていると『あきらめるな!希望と自信を持って未来に歩んでいこう!という声が聞こえてきそうです」
ななみ「すごいね,はやぶさ。私も負けないくらい未来に向かって突き進むわ」
狭間先生「素晴らしいね。ななみちゃん,応援してるわ!」