明明(ミンミン)ゼミナール

ここ明明(ミンミン)ゼミナールには,明治大学を目指す明大中野校と明大中野八王子校の生徒が日々勉強をしに来ている。
そんな彼ら・彼女たちの日常の様子は……

 ※ 明大中野校・明大中野八王子校に関して聞いてみたいことがある方は,コメント欄もしくはメールで投稿して下さい。

 

登場人物

家事の経済学・4

兜先生「家事を労働として評価する方法が確立されていない。それゆえ評価すること自体の意味合いがない。上田君の意見だね」

二階堂「評価法がバラバラだとそこに主観が入ってしまいます。それでは経済『学』とは言えない気がします」

兜先生「なるほど。では学問とは何か?」

上田「問,すなわち問題提起をし考察して学びを得る。でしょうか?」

二階堂「確かWikipediaにはこう書いてありました。『一定の理論に基づいて体系化された知識と方法であり,哲学や歴史学,心理学や言語学などの人文科学,政治学法律学などの社会科学,物理学や化学などの自然科学の総称』(引用)です」

上田「お前ホントに何者だ💦」

兜先生「一定の理論というのがあったね」

ななみ「ということは理論がありすぎると学問じゃないってことですか」

兜先生「そこまで極論するのはどうかな。『体系化された』という点にも注目することだね」

上田「家事の評価方法はいろいろあるけど,それぞれがバラバラで体系化されてないですよね」

兜先生「その通り。経済学はアダムスミスの『国富論』で定義され,その後エンゲルスは『経済学は本質上,ひとつの歴史的科学である』と記している」

ななみ「エンゲルスエンゲル係数を考えた人ですか?」

兜先生「いや,違うんだな。エンゲル係数を考えたのはエンゲルスと同じドイツの経済学者エルンスト・エンゲルなんだ」

スギタ「エンゲルスとエンゲル,エンゲル係数を考えた学者はドイツだ?なんちゃって。何だか授業ぽくなってきたぜ」

兜先生「授業してるんだよ💢。茶々入れるな。その後さまざまな経済学者によって経済学の定義がなされている。科学ではなく倫理学だとか」

上田「結局のところ,経済学は経済学でいいんじゃないですか?」

兜先生「確かにその通りかもしれない。けれども今大事なことは経済学の定義じゃなくて家事の経済学だ」

二階堂「経済学の定義の話を振ったのは先生ですよ」

兜先生「あれ,そうだったっけ。すまん」

ななみ「先生,家事の経済学に話を戻しましょう。それが大事だわ」

つづく

新学期

梅太郎先生「今日から新学期だ。学年が上がると数学はさらに難しくなる。みんな覚悟はいいかな」

上田「任せてください!」

二階堂「今年も連続満点狙います」

八木「明鏡止水の如く」

梅太郎先生「よし,全員そろって……。あれ?スギタが居ないぞ」

上田「あらら,あいつまだ始まってないと思っているかも」

梅太郎先生「今ならまだ間に合うかもしれない。ちょっと待っててくれ。LINEで呼び出してみよう」

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スギタ「んん?何だこれは。塾からだ。梅太郎先生からだ」

梅太郎先生「スギタ,今日から数学の授業だ。すぐに来ること。家に連絡するよ」

スギタ「ゲゲッ,忘れてた。やばい💦スギコに怒られる」

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スギタ「ひぃー💦今すぐ行きまーす😭」

梅太郎先生「やれやれ💨新学期は大変だ」

新しい元号

塾長「これで周期表と元素の性質の単元は終わりだ。えーと,次に入るには時間が足りないな」

スギタ「終わりにしましょう。腹減ったし」

塾長「いや,まだ10分近くあるぞ。それは無理だ。…そうだ,いよいよ新しい元号が発表になる」

上田「確か今日の12時半でしたよね」

塾長「よし,ここはみんなで予想しよう」

はるか「えー💦難しいですよ」

ななみ「みんな勝手に予想しているけど,当たるわけないわよ」

塾長「もちろんズバリ当てるのは難しい。そこでだ…」

スギタ「どこでだよ」

塾長「だからここでだよ💢。頭文字当てにしよう」

上田「いいですね」

塾長「平成の前が昭和,その前が大正・明治。頭文字はH・S・T・Mだ」

はるか「てことはK・N・Y・Rのどれかね」

ななみ「ア行もあるわよ。『安』の字が来るって予想している人も多いみたい。私Aにしようかな」

はるか「エもあるわね。『永』の字なんていいじゃない」

塾長「だいぶ出揃ったな。そろそろ決めよう」

はるか「私はEにするわ」

上田「う~ん。俺はKだ」

ななみ「私はRにするわ」

はるか「あらま,Aじゃないの?」

ななみ「今ひらめいたのよ」

八木「私はYです」

上田「自分の頭文字取ったな。塾長はどうしますか」

塾長「じゃあ,先生はUにする」

上田「Uですか。なんですかそれ?」

塾長「いいんだよ。で,スギタは何だ」

スギタ「俺か?俺はやっぱりBだがな」

塾長「何だ?やっぱりって。まあいい。昼休みにしよう。昼食後が楽しみだな」

💨💨💨

兜先生「あれ?塾長,すでに発表されましたよ」

一同「ええ~!」

塾長「ちょっと待って。言わないで言わないで。兜先生,紙に書いて小渕さんみたいに掲げてください」

兜先生「承知しました」

💨💨💨

一同「ドキドキ」

兜先生「この中に正解者がいます。ハイ!新しい元号はこれです」

  『令和』

塾長「令和!!ラ行か」

上田「意外だー」

スギタ「さっ,昼飯だε=ε=ε=」

ななみ「やったー。私正解だ」

塾長「すごい,よく的中できたね。よーし,今度こそ本当に昼休みだ」

家事の経済学・3

兜先生「昭和の時代は家事=母親の仕事といった図式がほぼ成り立っていた。サザエさんに見るように,男は外で働き女は家庭を守る。それが当たり前だった」

ななみ「確かにサザエさんではお母さんのフネさんもサザエさんも働いていないわ」

上田「その代わり食事の準備や洗濯のシーンは描かれている。その一方で,波平さんやマスオさんが洗濯するシーンはあまり記憶にない」

ななみ「たまに食事の準備を男性陣がすると,ちょっとしたハプニングがあるものね」

兜先生「それが良き昭和の時代だったんだね」

上田「でも今や平成も終わりを告げていますよ」

兜先生「そうだね。今の時代は多くの女性が働いている。それゆえ主婦という概念も変わってきた。けれども今日はあえて主婦の家事による賃金に注目してみよう」

ななみ「主婦って一日にどれくらい労働しているんですかね」

兜先生「おっ,ななみちゃん。いきなり『主婦の労働』発言だね。男子が先に言わなくてよかったかも」

ななみ「どうしてですか?」

兜先生「男子からの発言だと,『やっぱり家事は女がするって決めつけている』と言われかねないからね」

ななみ「私そんなこと言いません」

スギタ「ふん,どうだかな。真っ先に言いそうだぜ」

ななみ「そんなことないもん💢」

兜先生「まあまあ,抑えて抑えて。ところでこうした家事の労働力の賃金への換算は,いろいろなところで試みられてきたんだな」

二階堂「厚生労働省の賃金基本統計調査では30代女性の時間給はおおよそ1500円なので,もし一日6時間家事をしたならば月収27万円になります」

上田「げげっ,すごい」

ななみ「やるー😄お母さん」

二階堂「家事代行サービスは,会社によって差があるので一概には言えないですが,平均的な数値は時間当たり2000円から3000円のようです。真ん中を取って2500円と仮定し先ほどと同じように計算すると月間で45万円になります。年間では優に500万円を超えます」

ななみ「もはや高給取りだわ」

兜先生「おいおい,二階堂君。先生の仕事取らないでくれよ😭」

上田「それにしてもこう計算法が多いと評価の仕方が難しくありませんか」

兜先生「その通り。二階堂君が言ったもの以外にも,それこそさまざまな評価・計算法がある」

ななみ「数学みたいに公式が無いんですね」

兜先生「そうだね」

上田「それじゃあ評価すること自体に意味無いんじゃないですか?」

兜先生「おっ,いいところに目を付けたね」

つづく

家事の経済学・2

兜先生「家事の分類は大きく分けると何か分かるかな」

ななみ「ハイッ,先生。炊事と洗濯,それから掃除です」

スギタ「普通だな。他にもあるだろうが」

ななみ「何よ,いったい」

スギタ「昼寝,奥様方とのランチ,昼ドラ鑑賞」

上田「最低だな。それに今時昼ドラか?」

兜先生「ちょっと待て。主題から外れているぞ。ななみちゃんが言うとおり,家事の主なものは昔から掃除・洗濯・炊事と言われているね」

二階堂「けれども今の時代,さらに細分化されています。季節ごとに衣類や布団などを出し入れする収納。日常の買い物や保険料・光熱費・通信費の支払い。家の周りのゴミや草木の手入れ,エアコンのフィルターの掃除などのメンテナンス。自治会やPTA,塾の面談への参加・出席などの交際・接待などです」

スギタ「服なんていちいち仕舞わなければいい。俺の布団は万年床だ。買い物はコンビニで済むし,保険には入らん。家の周りのゴミは風が吹けば飛んでいく。うちにはエアコンなんて贅沢なもんはない。塾の面談だって。誰が行くもんか💢」

上田「だめだ,こいつは」

兜先生「なるほどな。スギタの言いたいことも分かる」

ななみ「先生!そんなぁ💦」

兜先生「まあまあ焦りなさんな。本当にスギタの言うとおりに過ごしたらどうなるかな」

上田「スギタみたくなります」

スギタ「そのまんまやないか」

兜先生「実際はスギタの家でもお母さんが毎日きちんと家のことをして守ってくれているはずなんだな」

スギタ「あのお袋がか?」

兜先生「その通り」

つづく

家事の経済学・1

兜先生「おや,スギタ。今頃昼ご飯か?」

スギタ「学校で昼休みに進路指導の先生に呼ばれて昼飯食い損なったんです」

兜先生「それで今頃昼ご飯か。そりゃ気の毒に。でも授業までには済ませるんだな」

スギタ「げーっ。なんじゃーこりゃー」

兜先生「どうした,腐っているのか」

スギタ「腐ってるくらいなら食っちまいますよ」

兜先生「じゃあ何なんだよ」

スギタ「お袋のやつ,手抜きしやがって」

兜先生「どういうことだ」

スギタ「この夕飯,じゃなくて昼飯。昨日の残り物だぜ」

兜先生「贅沢な。作ってもらえるだけでも感謝しなさい」

ななみ「このメンチカツ,美味しそうじゃない」

スギタ「どこが。昨日の夜はソース掛けて食べたんだぜ」

ななみ「ちょっと待ってよ。このメンチ,甘辛く味付けしてあるじゃない。お母さん,ひと手間入れてくれてるわ」

スギタ「ふん!たいした仕事じゃないわ」

ななみ「もー,怒ったわ💢お母さんの代わりに成敗してやる」

スギタ「ひぃーε=ε=ε=」

兜先生「こらこら,ななみちゃん。暴力はダメだよ」

ななみ「だってぇー」

兜先生「それにしてもスギタ。お母さんの料理がたいした仕事じゃないと言ったね」

スギタ「言いましたよ」

兜先生「ほう。本当にそうかな。よし,いい機会だ。今日の政経の授業はミクロ経済の勉強だ」

スギタ「ミクロ?俺はそんなに小っちゃくないぜ💦」

兜先生「まあまあ,そうあわてるなって。さあ,授業始めるぞ」

つづく

推薦基準・明大中野八王子中学から高校 その3

さくら「明大中野校は中学から高校への推薦基準に英検の取得がありましたね」

塾長「そうだね。英検3級が必要になる」

さくら「まさか明大中野八王子中学は準2級とか…💦」

塾長「大丈夫。英検に関しては明八も3級でOKなんだ」

さくら「よかった。私,1年の内に4級が目標なんです」

上田「でも意外ですね。何でもかんでも明八の方が厳しいのに」

スギタ「何でもかんでもって,体育で大車輪やるとか,音楽で琴弾くとかか?」

上田「大げさな」

はるか「えっ,でも明大中野八王子校は中学で琴の実習があるわよ」

上田「琴弾けるの!尊敬しちゃうな」

塾長「比較できないかもしれないが,その分明大中野校は男子校だけあって体育では武道が多いようだね」

さくら「明大中野中学には『高校推薦テスト』がありましたが,明八には無いんですか」

塾長「今は無いね。20年くらい前にはあったけど,いつの間にかなくなった」

さくら「よかった。塾長,まとめると高校推薦のためには学年総合で6.5を取る。英検3級を取る,でいいんですね」

塾長「そうだね。あとは細かい規定が1,2学年末と3年の1,2学期にあることを覚えていれば大丈夫」

さくら「心配しないで学校で過ごせるように頑張りまーす」