ななみ「塾長!わたし物理の教科書で発見しました」
塾長「おっ,何かいいものがあったかな?」
スギタ「寿司屋のネタか?」
ななみ「違~う💢物理の教科書の下に,毎ページ問題が書いてあるんです」
塾長「ほう。どんなことがあるのかな」
ななみ「熱量のところがおもしろいんです。例えば『ポテトコロッケに比べてクリームコロッケの方が中身が冷めにくいのはなぜ?』とか,『汗が体を冷やすことができるのはなぜだろう?』とかです」
塾長「なるほど,興味深いね」
二階堂「前者は比熱の違い,後者は気化熱ですね」
ななみ「もー💢二階堂君のバカ!」
二階堂「失礼」
塾長「二階堂に掛かったら大変だな」
ななみ「こんなのもありました。『ストローで水を吸い上げられる高さに限界はあるだろうか?』もちろん地球上での話です」
上田「1メートルくらいかな」
はるか「そんなの無理よ。せいぜい50cmくらいじゃない?」
スギタ「100メートル<(`^´)>エッヘン」
はるか「無理に決まってるじゃない」
スギタ「俺の辞書に不可能という文字はない」
上田「お前が辞書持っていたの初めて知ったぜ」
はるか「で,正解は」
ななみ「何と理論的な限界は10メートル」
スギタ「惜しい!」
上田「いやいや,お前の10分の1だぜ」
塾長「なるほど。その理由は分かるかな?」
ななみ「はじめは信じられなかったんです。でも,もしかして重力加速度9.8と関係があるんじゃないかと推測しました」
塾長「なるほど。一種の仮説だね。さすがリケジョのななみさん」
ななみ「水の密度が1.0なので,水1.0kgの重力はmg=9.8≑10が関係するのかなって」
塾長「水が吸い上げられるために必要な外からの力があるよね」
ななみ「外からの力?外力のこと………。あっ!大気圧だ」
塾長「その通り。大気圧は約1気圧=1013ヘクトパスカルだったね」
ななみ「その力と水の重力が一致するんだ」
塾長「考え続ける大切さをコラムから学んだね」
スギタ「(-_-)゚zzz…」
ななみ「スギタ!あんたにもわかる問題出してあげるわ」
スギタ「なんだなんだ?」
ななみ「『○○力という言葉にはどんなものがあるか?』これならどう?」
スギタ「待ってました。『権力・財力・ばか力』」
塾長「やれやれ。かろうじてばか力だけは物理だな」
ななみ「まだまだおもしろい発見します」