別解の妙・その2

上田「ほら,奇数の和の結果の数字に特徴がある」

ななみ「そうそう」

はるか「だーかーらー何なにナニ?」

上田「順に1,4,9,16,25そして次は36だ」

はるか「えーと,9までの和が25だから11を足すと36。ほんとだ😲」

ななみ「そして次が49ね」

はるか「36+13=49。次は?」

ななみ「64よ。49+15=64」

はるか「てことは,次は?」

上田「81だな。ここまで来れば分かるだろう」

はるか「1,4,9,16,25,36,49,64,81…。あっ,100だ!」

上田「正解!」

はるか「やったー」

塾長「偉い,自分で発見する楽しみが数学では大切だ」

スギタ「(-_-)゚zzz…」

塾長「スギター💢」

スギタ「んん?授業終わりか?」

上田「はるかちゃんも謎が分かったみたいだ。お前だけ置いてけぼりだ」

はるか「全部2乗の数字ですね」

塾長「そう,平方数といって2乗した数がそれだ」

ななみ「うんと,等差数列の和の公式を使うと,1+3+5+7+‥‥+(2n+1)=(n+1){2×1+(n-1)×2}÷2=nの2乗」

はるか「わー,すごい。ななみ。さすがは理系ね」

塾長「正解。でもな…😏」

スギタ「何ですか,その福笑いは」

上田「それを言うなら含み笑いだ」

塾長「やれやれ」

つづく