別解の妙・その1

塾長「今日は数列の和の求め方をやる」

上田「前回勉強した等差数列ですね」

塾長「前回は和の公式の導き方を学んだが,今日は別の視点から考えてみよう」

スギタ「東中野支店と八王子支店とか」

塾長「スギタ💢」

スギタ「ひぃー💦」

上田「別の視点?小学生がよく使うアレですか」

はるか「小学生が使うアレ?」

上田「ほら,1から100まで全部足すといくつになるかってあれ」

はるか「あー,中学受験で通っていた塾で出されたわ」

ななみ「私,よく覚えている。1+100=101,2+99=101,3+98=101って計算すると全部101になるってやつね」

上田「そう,最後が100+1=101だから,結局101が100個になる。ゆえに101✕100÷2=5050だね」

塾長「そうだね。定番の問題だ。ではこれはどうかな?1+3+5+7+9+・・・+99の和を求めよ」

上田「普通に等差数列の和の公式で簡単にできますが」

塾長「ブー,それじゃつまらない。何か工夫をしてみよう」

ななみ「うーんと。何かしら?とりあえず試してみるわ。1+3=4,1+3+5=9,1+3+5+7=16。あれ?もしかして」

スギタ「何や?俺にはさっぱり分からないぞ」

上田「あっ。もしかして」

はるか「えー,なになに?理系の2人だけで盛り上がらないでよ」

つづく