塾長「試験問題のやり直しは実は重要なんだ」
スギタ「でも終わった試験問題を解いて意味あるんですか?次の試験範囲は違うのに」
塾長「まあ,そう言わずに解き直そう」
スギタ「へーい」
解き解き解き
スギタ「んん?何だこれは」
塾長「どうした」
スギタ「今回のテストは授業ノートからたくさん出ている」
塾長「おっ,いい気づきだな。それにしてもお前がノート取っているなんて意外だな」
スギタ「いや,俺のじゃないです。上田のノートです」
塾長「おいおい,自分のじゃないのか」
スギタ「だって塾長は何を見てもいいって言ったじゃないですか」
上田「塾長,一本取られましたね」
塾長「何を見てもいいって言ったのはスギタだがな。否定しなかったのも事実だから仕方ない。けれども何をすれば点数に繋がったかのヒントにはなっただろう」
スギタ「はい,上田のノートを借りればいいんですね」
塾長「違ーう。お前が授業中にしっかりノートを取ればいいんだ💢」
スギタ「えーっ,面倒だな」
塾長「そうした地道な努力が必要なんだ。そしてノートを取ることによって,授業に集中出来る」
スギタ「そんなもんですかね」
はるか「私は日本史や地理の授業は学校の授業でなるべく理解するようにしてるわ。あとはひたすら暗記ね」
塾長「文系科目は特に学校の授業をまずはじっくり聞くこと。学校での授業時間に勝るものはないのだから」
スギタ「しゃーない。次からはノート取るか」
塾長「何だかなぁ。でも反省点が見つかったのは進歩かな」
スギタ「進化するスギタを今後ともよろしく」
塾長「やれやれ。しっかり頼むぜ。スギタよ」