上田「いやー,長かった。今年のゴールデンウィークは」
二階堂「学校も9連休だったな」
上田「俺は家族旅行でハワイに行ってきたぜ。塾長,お土産のマカダミアナッツです」
塾長「あっ,ありがとう」
はるか「上田君,塾長が甘いもの苦手なの忘れていたの?」
上田「ああっ,すみません💦」
塾長「大丈夫。他の先生方が喜ぶから」
はるか「それにしても家族でハワイだなんて豪華ね」
ふみや「僕なんてずっと部活だったよ。合宿もあったんだ」
はるか「卓球部は大変ね。二階堂君は何してたの?」
二階堂「この休みを利用して毎日英単語を50個ずつ、計450個覚える目標を立てた」
はるか「覚えられたの」
二階堂「予定通りに行かなかった」
上田「お前でも無理なことあるんだな」
二階堂「うむ。9日間で680個覚えられた」
はるか「あらあら」
二階堂「あとは数学の入試問題を100題,本は一日に3冊読んだ。それから…」
スギタ「はいはい,ありがとさーん。お帰りはあちらで」
上田「そう言うお前は何してたんだ」
スギタ「俺か?聞いて驚くなよ。俺は日々鳥のさえずりを聞きながら風の歌を聴き,虫たちと戯れ草木に抱かれていた」
ななみ「スギタ,大丈夫?変なタケノコでも食べた?」
スギタ「やかましいわ。ふん💢金が無いからどこにも行けず,ズギコはどこにも連れて行ってくれないから,近所の森と泉がある公園に毎日通っていたんだわい」
上田「やれやれ,かわいそうに。八木はどうしていた」
八木「毎日写経してました」
スギタ「社長?お前会社立ち上げたのか」
塾長「おいおい💨みんな,肝心なことを忘れていないかい」
ふみや「何ですか?」
塾長「連休が明けるとすぐに中間試験だということを」
ななみ「イヤー😂。忘れようとしていたのに」
塾長「いーや,忘れちゃダメだよ」
上田「あー,現実世界に引き戻される」
塾長「そう,その通り。今度の日曜には数学特訓がある。みんな受けるように」
一同「はーい」