答案返却・中編

塾長「どれどれ……。ううっ💦」

スギタ「💨💨💨」

塾長「こらこらこら。逃げるなー」

スギタ「で,でも😭」

塾長「うーむ,これは困った」

上田「どれどれ…。あわわ😲」

ななみ「えー,どれどれ」

スギタ「お前は見るなー💢」

ななみ「塾長,見せてください」

塾長「そういうワケにはいかないよ。生徒の成績を見せたら塾長としてまずいだろう」

ななみ「でも,上田君には見せたじゃない」

スギタ「上田はいいんだ。どうせ俺の成績,ほとんど知ってるから」

塾長「それはさておき,これは塾としても看過できないな」

スギタ「カンカン?またパンダが生まれたのか?」

八木「看過=見過ごせないです」

塾長「補足ありがとう。何はともあれこの試験問題のやり直しをすることだ」

スギタ「それは無理だ」

上田「何でだよ」

スギタ「俺は過去にはこだわらないのさ」

塾長「なに格好つけているんだ。試験のやり直しは重要なんだ。教科書,ノート,参考書のどれを見てもいいからやり直しなさい」

スギタ「何を見てもいいんですか?それじゃカンニングだ」

塾長「試験を受けるわけじゃないからいいんだよ。今日の授業後に残ること」

スギタ「ひぇ~💦」

つづく