塾長「まずはプリントアウトだ」
はるか「これって,今までに解いてきた問題じゃないですか」
上田「でも問題を解くスペースがないよ」
スギタ「何だよケチって。経費削減か?」
塾長「まあまあ,よく聞くように。まずはハサミで一問ずつ切ること」
上田「切っちゃうんですか。大胆な」
はるか「一問ずつですね。大問ごとでいいんですよね」
塾長「そう,小問ごとでカットしないように」
ななみ「何だか楽しくなってきたわ」
上田「何の意味があるんだ?」
スギタ「ジョキジョキジョキジヨキ」
塾長「こらこら,もっと丁寧に切るんだ」
スギタ「あいたたた🤕。指切った」
塾長「言わんこっちゃない。さて,全部切ったかな。次に裏側に問題番号を書く。裏写りしない程度に,少し控えめに書くこと」
上田「結構手間が掛かりますね」
塾長「最後の仕上げは問題番号をカットする」
はるか「ええっ💦それじゃあどこの問題か分からなくなります」
塾長「それが狙いなんだ。問題番号が分からなくすることが大事なんだ」
つづく