令和2年度の換算点・その3

塾長「今年の明大中野八王子校の換算点についてはどんな状況でしょうか」

梅太郎先生「明大中野校同様,あるいはそれ以上に高い水準になりそうです」

兜先生「明大中野よりも高いんですか!」

梅太郎先生「文系の一学期の平均が8.4でした」

塾長「8.4ですか💨」

兜先生「そんなに高かったことってありましたっけ?」

梅太郎先生「二学期ならばこうした数字はありましたが,一学期ではありませんでした」

塾長「そうですよね。高くても8.0くらいでした。今年はやはり異常なのかもしれません」

兜先生「4月から5月まではオンライン授業だったのは明大中野校と同じ。それを考慮して試験問題をやさしくしたことは否めませんね」

塾長「すべての科目でそうであったとは言えないけれども,点数の分布を見るとあながち否定できませんね」

兜先生「けれどもそうなると3年で挽回を図る生徒や,得意科目で差をつけようとする生徒は気の毒ですね」

塾長「学校の試験とはどうあるべきか。それは我々が考えるべきことではないのでしょう。学校の先生方がどう捉えるかが重要です。明大中野校も明大中野八王子校も定期試験は明治大学の入試と同じ位置づけ。生徒を思うのならばそれ相当の試験問題を期待したいものです」

梅太郎先生「ところで理系ですが,一学期の平均点は7.9でした」

塾長「こちらは例年並みですね」

梅太郎先生「実は先ほど今年の文系の一学期が異様に高いといいましたが,去年の理系も同じくらい高かったのんです」

兜先生「ええ!それはすごい。どれくらいでしたか」

梅太郎先生「去年の理系の一学期の平均は8.4でした」

塾長「今年の文系と同レベルでしたか」

梅太郎先生「小数第2位まで計算すると今年の文系の方が0.04ほど高いですが」

兜先生「う~む…」

塾長「去年の理系は生徒数が多く,理系コースから文系の学部の推薦を貰う,いわゆる『文転』が多かったのが印象的でした」

梅太郎先生「今年はどうなりますかね」

つづく