2021年明大推薦状況・3

梅太郎先生「今年の明大中野校理系ですが,2年次から3年次での文転が30人以上居て,結果的に約100人での争いとなりました」

兜先生「2年次から3年次の文転は,いわゆる理系コースから文系コースに変更することでしたね」

塾長「結果的に理系の学部学科には67人推薦されたのだから,理系の推薦率が極端に低いわけではないですね」


兜先生「でも,文系コースのみだと80%は楽に超えているのだから,やはり理系の方が厳しいのでは?」

梅太郎先生「文系の卒業生は約310人で文系の学部学科には270人ほど推薦されているので85%を超えているのでしょう」

兜先生「85%!明大中野八王子校とそれほど変わらないじゃないですか」

塾長「話を理系の推薦率に戻すと,理系には慶応大学や東京理科大など,かなり難しい大学の指定校枠があり,これらは優に明大推薦が取れる換算点でないと行けません。そうしたいくつかの指定校に推薦される生徒を除けば,案外理系の推薦率も悪くないかも」

梅太郎先生「実際21年度のボーダーは理系の方が低かったです」

兜先生「読みが難しいですね」

塾長「ところで21年度で人気のあった学科はどこでしょうか?」

梅太郎先生「この年に限ったことではありませんが,先端メディア学科は相変わらず高い人気でした。換算点が9.0でも危ないのではないかという話もありました」

塾長「3か年で9.0は尋常じゃないね」

兜先生「逆に行きやすかったのは?」

梅太郎先生「理工学部の応用化学科と農学部の農学科でした」

塾長「それは意外です。人気が高いときには化学科など行きづらいのに」

梅太郎先生「農学部は食料環境政策も含め,案外穴場かもしれません」

塾長「それも年によって変わるから予測が難しい」

兜先生「これからの生徒にとってはもっとも気になるところですね」

塾長「では次は明大中野八王子校の番です」

つづく