令和2年度の換算点・その4

塾長「明大中野八王子校の今年の理系コースから文系コースへの推薦,いわゆる文転ですが,梅太郎先生はどう予測しますか」

梅太郎先生「私の推測では去年よりも人数は大幅に減ります」

兜先生「その心は?」

梅太郎先生「去年よりも理系の生徒数が20人ほど少なかったこと,文系の生徒の平均点がかなり高かったことなどです」

塾長「確か去年は経営学部の推薦者数の半分以上が理系コースからでしたね」

梅太郎先生「今年はせいぜい2・3名ではないでしょうか」

塾長「過去にも理系コースの生徒数が少なかったときには一桁の人数しか文転できなかったですね」

兜先生「農学部人気は相変わらずでしょうか」

梅太郎先生「農学部と言っても人気が高いのは生命科学科や農芸化学科。農学科はそれほどでもないし,食料環境政策科は案外高くない点数で推薦許可が下りることがありました」

塾長「確かに。我が明明(ミンミン)ゼミナールでもそれに該当する生徒が居ましたね」

兜先生「塾長がいつも言ってますよね。自分の成績に引け目を感じて選ぶ学科に遠慮をするな,と言うことですね」

塾長「その通り。結果的に自分よりも換算点が低い同級生が,自分の希望してるところに行ってショックを受けた生徒が居ました」

兜先生「素直に行きたい学部学科を書けということですね」

梅太郎先生「ところで今年の理系の定期試験ですが,文系に比べると際だって平均点が高い科目は少ないです。一学期では現代文の9.2と英語表現の8.4です。それも珍しいことではないでしょう」

塾長「それでも全般的に平均が高いので,文系ほどではないにせよ,やはり3年だけでの逆転は難しいでしょう」

兜先生「1年の内からコツコツですね」

塾長「多くの卒業生が『もっと早くから頑張れば良かった』と言ってます。歴史は繰り返す,ではないけれども,根気よく声かけしていくのが我々の使命です」

梅太郎先生「今年の理系のボーダーですが,もしかしたら基準の6.5では行けないかもしれません」

塾長「ぎりぎりの生徒にとってはまさしく瀬戸際ですね」

兜先生「理系の生徒もみんなうまくいきますように🙏」

塾長「みんなが笑顔でいられるといいですね」