明大推薦状況2019・明大中野校編 その2

塾長「今年の明大中野校の明大への推薦ボーダーは例年通りまたもや6.5を切りました」

梅太郎先生「この数字はすでに当たり前になりましたね」

兜先生「明大中野八王子校が絶対に6.5を超えないと推薦されないのとは対照的ですね」

塾長「明大中野八王子校の換算点6.5は正確には6.45,すなわち四捨五入して6.5という注釈は必要だけれどもね」

梅太郎先生「明大中野校も建前では6.5を超えるように指導されているけれども,それも有名無実化していますね」

兜先生「点数が低めの生徒はそれを知ってか,ギリギリでも行ければいい,という風潮にならなければいいですがね」

塾長「それはさておき,学部ごとのボーダーを見てみましょう。まず,毎年人気の高い商学部は7.2に近い数字が必要でした」

梅太郎先生「やや高めですね。でも,例年並みと言えるでしょう」

塾長「そうですね。商学部明大中野校からの推薦者数が60人近くなので,上から下までいます。けれどもさすがに6点台では無理なようですね」

梅太郎先生「商学部との併願が多い経営学部はどうでしたか?」

塾長「商学部より0.5ほど低く,6.7点台前半で行けたみたいです」

兜先生「案外低いですね。結局,どこなら行きやすかったんですか」

塾長「今年も法学部と文学部がボーダー付近になったようです。文学部がボーダーになるのは昔からですが,明治大学の看板学部である法学部が低い点数で行けるというのがここ最近の傾向ですね」

兜先生「6.5を切っていけることを知ったら,一般受験する受験生は怒るでしょうね」

梅太郎先生「何でそうなったんでしょうか」

塾長「噂でしょうね」

兜先生「噂?」

塾長「そう,噂です。明大中野校や明大中野八王子校のように部活が盛んで,縦のつながりがある学校の場合,先輩からの情報が入手しやすい。そして『法学部は行ってからが大変だ』と先輩が言う。すると大学に行ってまで苦労したくない,という心理が働くのでしょう」

梅太郎先生「全部が全部そうじゃないでしょうが,ちょっともったいない気がしますね」

塾長「もちろん多くの生徒が希望で法学部を志望していると願いたいですね」

つづく