明治大学ガイドブック・その3

塾長「明治大学のガイドブックには必ず『入試データブック』が付いていくる」

二階堂「入試全般に関するさまざまなデータが掲載されてますね。データ好きにはたまらない一品です」

上田「そんなことよりこの『付属校からの推薦入試』の数値は,明大の付属高校からの推薦者数ですよね」

塾長「その通り。明大中野高校,明大中野八王子高校,それから明大明治高校3校の合算された推薦者数が記されている」

ななみ「法学部が135名,商学部が165名!ええっ💦全部で165人も行けるんですか?」

塾長「そうなるね」

二階堂「けれどもちょっと腑に落ちませんね。確か2018年度の明大中野明大中野八王子明大明治の各校の法学部への推薦者数はそれぞれ62名,38名,17名の計117名。商学部は58名,47名,58名の計163名と記憶しています。どちらも定員枠より少ないですね」

上田「お前,何もんだ。相変わらずワケが分からん」

塾長「確かに定員枠より少ないね。特に法学部はまだ18名も余っている」

はるか「余ってる!まだまだ行けるんですか?」

塾長「推薦基準を満たせれば,確かにまだ推薦者数は増える可能性はあるね」

スギタ「くれ。何でもいいから俺にひとつ譲ってくれ🙏」

上田「おいおい,努力しろよ」

塾長「実際の内部進学者数と定員枠の差が最もあるのが経営学部で23名。逆に定員よりも多く推薦されているのが情報コミュニケーション学部と国際日本学部でそれぞれ3名と2名ずつ多く取ってくれている」

二階堂「そういう意味では定員数はひとつの目安で絶対でないということですね」

塾長「そうとも取れるね」

はるか「そこのデータ好きのお二人さん。そろそろメインのガイドブックに話題を変えませんか?」

塾長「おっと,こりゃ失敬。ではガイドブックを見てみましょう」

つづく