推薦基準・明大中野中学から高校 その1

ユースケ「以前先輩たちが明治大学の推薦基準について話していましたよね」

塾長「そうだね。明大中野校と明大中野八王子校ではいくつかの相違点があったことを話したね」

ユースケ「中学から高校の基準もありますよね」

塾長「大学への推薦基準同様,明大中野中学と明大中野八王子中学で基準が異なる」

ユースケ「明大中野中学の場合はどうなんですか?」

塾長「クリアしなければならないことは2つ。1つは中学3年での成績が5.5を越えることだ」

リョウタ「5.5ですか。それなら楽ですね」

塾長「もう少し細かく説明すると,一学期末と二学期末との両方で5.5が必要だ」

ユースケ「両方共に5.5以上ですね」

塾長「さらにこれには『高校推薦テスト』も含まれる」

リョウタ「高校推薦テスト?何ですかそれは」

塾長「これについてはまた後で説明する」

ユースケ「分かりました。いずれにしても外部のテストも含めて5.5以上必要なんですね」

塾長「そう,10段階評価での5.5だからほとんどの生徒は難なく越えるね。もちろん2人とも大丈夫」

ユースケ「学校の平均点が7点台だから楽勝です」

塾長「とは言うものの,これまでにその目標値を超えることで苦労した生徒も居たんだな」

リョウタ「ギリギリで高校に行けたとしても,そのあとが大変じゃないんですか?」

塾長「確かにね。でも中には高校生になってから努力して,きっちり明大の推薦を勝ち取った先輩もいた」

上田「その気になれば高校から取り戻せるんですね」

塾長「そう,その通り。上田君,高校の先輩として何かあるかい」

上田「そうですね,中学の内からきちんとやっておくことです。高校生になってから分かることだけれども,中学の授業で高校の内容をやってしまう先生が案外多いです」

ユースケ「そうですよね。社会や理科は中学校の問題集や参考書には書いていないこと,結構あります」

上田「今は辛くても高校に入ってから感謝することもある」

塾長「高校から入学してくる生徒は基礎学力が高いから,その意味でも先取りしてアドバンテージを得ておいた方がいいね」

つづく