狭間先生「英語の大学入学共通テスト,すなわち明大推薦・統一学力テストの内容はがらりと変わります」
塾長「一番の変化はなんですか」
狭間先生「配点でしょうか。これまでのセンター入試ではリーディング200点,リスニング50点でした」
塾長「読解にかなりの比重がありました」
狭間先生「それが新しいテストではリーディングもリスニングも100点ずつになりました」
兜先生「半々なんですね。これまで通りにリスニングを軽くみちゃいけませんね」
狭間先生「リーディングにも大きな変化があります」
兜先生「他にもあるんですか😲」
狭間先生「リーディングはオール長文です。発音アクセントや文法問題がなくなりました」
塾長「ずいぶん大きな変化ですね」
兜先生「生徒の準備が大変だ。どうすればいいんですか」
狭間先生「長期的にはいろいろあるけれども,三学期はじめの試験までにやれることは限られるわね」
塾長「何をやればいいでしょう?」
狭間先生「リスニングは何よりも耳を慣らすこと。この試験用のCDを一日に何回も聞き直すこと」
塾長「いわゆる『英語耳』ですね。リーディングの対策は?」
狭間先生「これも短期間では対策が難しいわ。敢えて言うのなら単語量ね」
塾長「単語量?単語をたくさん覚えるんですね」
狭間先生「単に英単語を覚えればいいんじゃないの。目的を忘れないこと」
兜先生「目的?」
狭間先生「そう,長文を読むという目的よ」
塾長「なるほど。覚える英単語の質ですね」
狭間先生「そうです。読解が目的なので,日本語から英語は今は必要ありません。訳せることに重点を置きましょう」
塾長「なるほど。闇雲に覚えろ!ではないんですね。では最後は国語です」
兜先生「待ってました」
つづく