明大推薦状況2019・明大中野八王子校編 その4

塾長「今年の理系の推薦状況で特筆すべきは文転でしょう」

梅太郎先生「文系のところでも話題になりましたが,経営学部で11名もの文転がありましたね」

塾長「今年の理系コースの生徒数は90名近く居ました。それゆえ文転が多かったのでしょう」

兜先生「何人文転できたのでしょうか」

塾長「正確な人数は把握していませんが23・4名は居たようです」

兜先生「すごい😲。過去にもこんなことはありましたか」

塾長「ありました。確か5年前だったと思います。その時の理系の生徒数は94名でした。私の記憶が正しければそれでも文転は17名だったと思います」

梅太郎先生「今年よりも人数が多かったのに文転者数は少なかったんですね」

塾長「その煽りを受けてか,5年前は文系のボーダーがここ十数年では最も高かった6.8点でした」

兜先生「そうそう,いつもなら6.7点で余裕で行けていたのに,泣いていた生徒も多かったですね」

塾長「でもこの5年間で推薦枠がかなり増えたので,今年は状況が違った」

梅太郎先生「生徒にとっては嬉しいでしょうが,大学に進学してからが心配です」

塾長「さてさて,今年もまた農学部人気は高かったようです。生命化学科や農芸化学科は相変わらずです」

梅太郎先生「でも,食料環境政策学科は去年に引き続き6点台でも行けたようですね」

塾長「確かに。ここは文系の生徒が唯一行ける理系学部ですね」

兜先生「他に人気が高かったところはありますか」

塾長「総合数理学部先端メディア学科は8.5点以上ではないかという情報を得ています」

兜先生「8.5!そりゃ大変だ」

塾長「あとは同じく総合数理のネットワークデザイン学科が7.6点,理工学部建築学科が7.7点とのこと。このあたりは堅調ですね」

兜先生「他学科では『潰しがきかない』ですからね」

塾長「こうした傾向は来年も続くでしょう。ただし,文転は今年のように多くはならないでしょう」

梅太郎先生「そうですね。今の高校2年生の理系は70名。これは平年並みですから」

塾長「そうですね。また新しい一年が始まります。生徒と共に頑張りましょう✊」