お母さんの入院とカップ麺

塾長「おやおやリョウタ君。今日は珍しい,カップラーメンかい。いつものお弁当はどうした」

リョウタ「お母さんが入院したんです」

塾長「入院!それはいけない。状態悪いのかい」

リョウタ「それほどでもないです。10日くらいで退院できるみたいです」

塾長「そうか,それは良かった💨」

リョウタ「でもご飯が大変です」

塾長「なるほど,それで今日はカップ麺か」

リョウタ「家でもレトルトとコンビニ弁当なんです」

塾長「う~ん。今はレトルトもコンビニ弁当もよくはなってきているが,毎日だと飽きるし栄養面でも問題あるかもな」

リョウタ「そうなんです」

塾長「リョウタ君は兄弟いたっけ?」

リョウタ「小学生の弟が居ます」

塾長「そうか。それじゃ料理は作れないな。お父さんは?」

リョウタ「全然ダメです。毎日コンビニで弁当買って帰ります。あとは飲んでいるばかりです」

塾長「やれやれ。この際リョウタ君が作るしかないかな」

リョウタ「無理ですよ。何も作れないです」

塾長「まあ10日くらいなら我慢するしかないのかもな。けれども母親のありがたみがよく分かるいい機会かも」

リョウタ「早く退院して欲しいです」

塾長「お母さんに心配掛けないよう,リョウタ君はしっかり勉強することだね」

リョウタ「そうします」