梅太郎先生「今日は遺伝子の連鎖と組み替えをやっていこう」
ももか「Zzz(-_-)゚zzz…」
梅太郎先生「おいおいももかちゃん,君の苦手分野かもしれないがいきなり寝ないでくれよ」
ももか「ごめんなさい,先生」
梅太郎先生「ちゃんと寝たのかな」
ももか「実は今日,進路志望調査書が提出で,朝まで掛かったんです」
梅太郎先生「朝まで!そんなにたくさん書いたのかい」
ももか「たくさんではないですが,なかなかうまく書けなくて」
梅太郎先生「どううまく書けなかったのかな?」
ももか「第一志望群は書けたんですが,第二志望群がなかなか思いつかなくて」
梅太郎先生「第二志望群。あー,そうだね。進路志望調査書には第一志望群に3つ,第二志望群にも同じく3つの学部・学科を記入するんだったよね」
ももか「第一志望群に3つも志望理由を書くと,その次が浮かばないんです」
梅太郎先生「うーん,まだそんなに力を入れて書かなくてもいいんじゃないかな。最終進路志望調査書は高校3年の二学期なんだから」
ももか「でも,調査書って大学に行って学長が読むんですよね」
梅太郎先生「えええ???何だって。学長が読むだって」
ももか「ええ,大学に行くんですよね」
梅太郎先生「いや,おそらく行かないと思うよ。仮に行ったとして,学長が読むことはないだろうね」
ももか「えー,そうなんですか💦一生懸命書いたのに😂」
梅太郎先生「きちんと書き上げるその姿勢は大事かもしれないが,もうちょっとメリハリをつけた方がいいよ。塾の勉強だって大事なんだから。寝ぼけ眼で受けるよりは,ベストな状態で受けて欲しいな」
ももか「済みません」
梅太郎先生「先生たちもよりよい授業をしようと準備をしてるんだから,睡眠はきちんと取っておこうね」
ももか「はーい。今度からはしっかり寝ておきます」
梅太郎先生「頼みますよ」