文系か理系か・その2

梅太郎先生「えーと,前回はどこまで話したかな」

タカヒロ「学校の文系と理系が何年生から分かれるかというところです」

梅太郎先生「そうだったね。明大中野校も明大中野八王子校も共に高校2年生からだ」

タカヒロ「高校2年生ですか!早いなあ」

梅太郎先生「でも2年生から分かれないと,専門的な勉強が出来なくなるよ。実際は高校1年の二学期に予備調査があり,最終的には三学期の初めにはコースが決まるよ」

さくら「えー,もし途中で自分が違うコースに合っていると気づいたときはどうなるんですか」

梅太郎先生「明大中野校は高校2年から3年になる段階で文転が認められる」

タカヒロ「文転?何ですか,それは」

梅太郎先生「理系コースの人が文系コースに変更することなんだ」

さくら「そんなこと出来るんですか」

梅太郎先生「う~ん,残念ながら明大中野八王子校には文転はないんだよ」

さくら「えー,ずるい。明大中野だけなんて」

タカヒロ「逆はないんですか」

梅太郎先生「文系の人が理系になるということかい。それは無いよ。理系には物理や化学があって,その穴を埋めるのが難しいんだろうね」

タカヒロ「なるほど」

さくら「でも,自分がどっちに向いているかって判断するの難しそう」

梅太郎先生「そうだね。でも,自分がどういった方面に向いているかの適性検査もあるから参考にするといいね。さくらちゃんは中学生なんだから,これからたくさんのことを見聞きして視野を広げるといいよ」

つづく